伊万里市DX・GX支援事業費補助金
市役所に直接聞いてきました
AI導入やシステム化に使える、伊万里市の補助金を
担当者への取材をもとに解説します
「AIを使って業務を楽にしたい」「ツールを使ってもっと効率化したい」——そう思っていても、費用がネックで一歩踏み出せない、という伊万里市の経営者様は多いのではないでしょうか。実は今、伊万里市には、そうした取り組みに使える補助金制度があります。今回、実際に伊万里市役所 企業誘致・商工振興課へ足を運び、担当者の方に直接お話を伺ってきました。ネット上の情報だけではわからなかった細かいポイントも含めて、この記事でまとめてご紹介します。
2026年10月時点のご注意
2026年度(令和8年度)の申請受付は11月30日までです。予算に達した時点で早めに締め切られることがあるため、最新の受付状況は伊万里市役所へご確認ください。
AI・IT導入で何に使えるお金なの?
| 対象になる費用 | 対象にならない費用(一例) |
|---|---|
| ソフトウェアの購入費・利用料(クラウドサービスの月額利用料なども含む) | 土地・建物、車両 |
| 新しいソフトを使うために最低限必要なパソコンやタブレット等 | 家賃・光熱費、電話代・インターネット利用料(クラウドサービスの利用料に含まれるものは除く) |
| 業務改善のためのコンサルティング・研修・システム構築の費用 | 中古品の購入費、消費税、振込手数料、自社の人件費 |
この補助金は、どんな会社が使えるの?
正式名称は「伊万里市中小企業DX・GX支援事業費補助金」といいます。対象になるのは、伊万里市内に店舗・事業所を持ち、事業を行っている中小企業・小規模企業(個人事業主の方も含む)です。法人・個人を問わず、業種を限定する記載もありません。
以下に当てはまる場合は対象外です
- 市税を滞納している
- 大企業の子会社的な立場にある(出資比率が高い等)
- 風俗営業等に関わる事業
- 暴力団関係者
いくらもらえるの?(具体例つき)
かかった費用(税抜)の3分の2を、上限50万円まで補助してもらえます(下限は5万円)。たとえば、税抜75万円の取り組みを行った場合——
かかった費用
75万円
補助してもらえる額
50万円
自己負担
25万円
このように、実質的な負担を3分の1程度に抑えられるのが大きな特長です。
【現地取材】市役所で聞いてわかったポイント
公式サイトのQ&Aにも載っていない、実際に窓口で確認できた内容を5つご紹介します。
① 業種は特に限定されていません
「うちの業種でも対象になるのか」と不安に思う方も多いと思いますが、担当者の方に確認したところ、特に業種の指定はないとのことでした(例として、酒造業のような製造業でも問題ないとの回答をいただいています)。
② 今すでに個人で使っているAIサービスも、使い方次第で対象にできる
単なる継続利用は対象外ですが、画像作成やホームページ作成といった新しい使い方を業務に取り入れるなら、新規導入として対象にしてよいとのことです。
③ AIサービスの会社に直接支払う利用料も対象にできる
提供元の会社へ直接支払う月額利用料でも、支払いが対象期間内(令和9年1月31日まで)に完了していれば対象経費に含めてよいとのことです。見積書がわりに、公式サイトの料金ページのコピーや契約確認メールを用意すればよいそうです。
④ 過去の受給歴は、市が確認してくれる
「過去にこの補助金をもらったことがあると対象外」という決まりがありますが、これは自己申告ではなく、市役所側が受給者リストを持っていて確認してくれるとのことでした。
⑤ 予算はすでに半分程度が使われています(2026年8月時点)
申請の受付期間は令和8年11月30日までですが、予算が上限に達した時点で早期に締め切られる制度です。取材時点(2026年8月)で、担当者の方から「予算はすでに半分程度残っている状況」というお話がありました。気になっている方は、早めに動いたほうがよさそうです。
申請の流れとスケジュール
-
1
見積書(内訳のわかるもの)や事業計画書などを用意し、伊万里市役所へ申請書類を提出
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2
書類審査(2週間〜1か月程度)を経て交付決定
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3
令和9年1月31日までに契約・発注・支払をすべて完了
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4
事業完了後30日以内、または令和9年2月15日のいずれか早い日までに実績報告
申請の受付は令和8年11月30日までですが、前述の通り予算に達し次第、早めに締め切られる可能性があります。
スケジュール的には、早めの検討がおすすめです
実際にAIツールやシステムを導入する場合、現状のお困りごとの整理・試作品づくり・お試し導入・本格導入・使いこなすまでのサポートという流れを踏むのが一般的で、思った以上に数カ月単位の時間がかかります。この補助金は令和9年1月31日までに契約・発注・支払をすべて完了させる必要があるため、逆算すると、検討や準備は早めに始めておいたほうが安心です。
制度についてのお問い合わせ先
対象になるかどうかの判断や申請手続きなど、制度そのものについての公式な確認は、伊万里市役所 企業誘致・商工振興課(電話:0955-23-2184)が基本の問い合わせ先です。「自社の場合どう活用できそうか」という具体的な使い方のご相談は、iweb-factoryでも承っています。
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どう使えばいいかわからない…そんな時は
「うちの場合はどう使えるの?」という段階からでも構いません。
現地に伺いながら、AI活用のご相談から補助金を使った導入のお手伝いまで、一緒に考えて形にしていきます。


